――一週間の契約
2日目 ふたり 03――ホワイト ふたりというのは、1人でいるより…あたたかいものです。 とても、とても…暖かい。 「…で?」 「…何?」 「此処にお前を狙っている奴なんているのか…?」 …確かに、この人には…わからないかもしれない。 「あなたは…」 「何だ…?」 「…」 …やっぱり…言うのはやめておこう。 「…おなか、すきませんか?」 「…でっ…」 あら…転んじゃった… 「大丈夫…?」 「大丈夫じゃねぇっ!…お前が転ばせたんだろう」 「…?」 言っている意味が…よくわからないかもしれない。 「…ぁぁ…もう良い、…そうだな、腹が減った」 「じゃあ…何か作るわね」 私は、台所へと向かった。 …ブラックは、ついてきて後ろを守ってくれている。 やっぱりこの人なら…信頼できそう。 その日は朝食を食べて、それから1日…のんびりと過ごしていました。 久しぶりに…とても、楽しかった。 2日目 ふたり 04――ブラック …平和だ… 悪魔のいる場所に似つかわしくない位…此処は平和だ。 「…なぁ」 「何?」 「さっき…何を言いかけたんだ?」 「…何のことかしら?」 ホワイトは首をかしげる。 「…いや、やっぱ…良い」 こう言う以外に、言葉が思い浮かばなかった。 「そういえば…昨日はよく眠れたかしら?」 「ああ…」 昨日寝たのは廊下。それも毛布を1枚かけただけ。 それも、俺にしてみれば一番慣れた環境だ。 何かあった時も、すぐに起きる事が出来る。 「…それじゃあ…今日は何をしようかしら」 「何をするって…」 「何をやりたい?」 「俺に聞かれても…」 とりあえず…目の前の奴は純粋な瞳でこちらを見つめてくる。 さて…困った。何をすべきか… 「…とりあえず…」 「とりあえず?」 「今日は…少しのんびりしていましょう」 …でぇっ… 今日二発目… な…何なんだコイツは… |