あとがき
こんばんわ、柊尚生です。銀の風見鶏第二部「彼らの物語*編」第一話、Sariacを読んでくださり誠に有難う御座いました。
前シリーズから読んでくださっていらっしゃった方、執筆が遅くなりまして大変申し訳ございませんでした。
今回は一応、当初の予定としては「シルド&カレイド編」でした。
しかし最初はカレイド編が濃すぎてしまいシルドが殆ど消えてしまったためシルドを加筆し、
途中でクレイアのフラグを立てることをすっかり忘れてしまっていた事に気付き、そこで更にクレイアを加筆しまして。
見事にシルド×クレイアな物語が出来上がってしまったなと思っております(爽)
クレイアファンから石投げられそうだな自分な…(汗)居るのかどうかは別としてっ!
書くのは滅茶苦茶楽しかった…あー楽しかった(黙れ)
実はラストシーンだけで3回は確実に書きなおしてるとか内緒(…)
ええとですね。
この二人のフラグですが。
元々自分の中では風見鶏書き始めた当時から立っておりまして。
シルドはクレイア個人のみ興味ではないけれど、最終的にくっつくならクレイアなんだろうな…的な。
しかし大昔風見鶏の同人誌を作った際にちょこっとだけこの二人の組み合わせ話を書いたのですが、その当時はちゃんとくっつける気は無く(…)
ともあれ何だかんだで風見鶏一番のバカップル誕生を生暖かく見守りたい次第で御座います(…)
余談ですが第一部の段階でこの二人の伏線をもっと張っておけばよかったなと今更後悔していたりします。
武道会編も何だかんだでちゃんと書き上げなかったしな…あれの時にちょこっとだけエピソード書くつもりでいたので…orz
しかし此処に来てシルドは消えてしまいましたね。
暫くは彼の居ない状態で話が進みます。
クレイアについてですが。
この人「銀の風見鶏」開始当初から人気ダントツなんですよ。如何いう訳か。
風見鶏を他人に見せたのはこの小説を初めて見せた当時の同級生春賀夕希にプリントアウトして見せたのが多分初めてじゃないかなと思うのですが。
奴も当時クレイアが好きだと言ってましたね。
更にクレイアがヒロインだと思ったとか。
クレイアは普通の女の子だと思うんですよ。
ちょっと魔法が使えて博識で年齢不詳なだけで。
年齢的にも多分若い方なんだと思います。
ただ普通の人間の数倍近くは生きてるぞ、と。
彼女は恋愛というものをしたことが無くて、彼女の姉のことを間近に見ていたのもあり、
異種族への恋愛感情を何処か受け入れがたかったのでありましたと。
まぁそこら辺はまたおいおい書く予定です。
クレイアとシルド、と考えるとシルドの方がクレイアに振り回されそうなイメージかもしれませんが、
実際は言葉の無駄に軽いシルドに逆にクレイアが振り回されているのではなんて思い。
シルドはクレイアの気持ちなんて知る由も無く。恋愛の経験量の差もあってどちらかといえばシルドの方が振り回す側に回っているんじゃないかなぁなんて。
まぁ結局はお互いに振り回されてるんだと思うのですが。シルドはクレイアに構ってもらえなくて凹み、クレイアはまんざらじゃないのにいざって時に踏み込んでくれなくてやきもきしていて。
とりあえずクレイアは目に見えないところで滅茶苦茶空回ってたらいいと思います(…)
にしても、この話を書くまでクレイアの職業をすっかり忘れておりました。
薬売りだったんですよねこの人…!薬剤師だったんだそういえば。
まぁ一応一般の人も多少は認知している人であればいいなと思っております、はい。
多分雑貨屋とかにも少し卸したりしてるといいよ、うん。
街の薬屋とか雑貨屋とかにちょっと卸しつつ、一応自分の住処に直で来てもらっても買えますよ的な。
そして今後の展開ですがひとまず暫くは上でも書いたとおりシルドのいない状態で話が進みます。
…大変です、この物語一番普通の人がいなくなってしまいました。
作者として相当自分の首を絞めていることは重々承知の上ですが、何とかして話を進めたいと思います(…)
そういや風見鶏で色恋沙汰ちゃんと書いたのって多分初めて…ですよね。
グルーの過去話でレイシャ視点とか、第一部の最後とかはちょっとそれっぽい含みで書いてますけれども。
後はカレイドの話とか。片想いは結構書いた気がするのですが。
くっついたのって多分初めてですよね。
いつかこの二人が出逢った当時の番外編もちゃんと書いてみたいです。
ではでは、あとがきも長々と失礼致しました。ここらで終わろうと思います。
感想等いただけると非常に嬉しく思います。ここまで読んでくださり有難う御座いました。
柊尚生でした。
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